喉頭癌

喉頭癌

耳鼻科(頭頚部)領域では、一番多い癌です。多くは声帯にできるため声嗄れが初発症状になることが多く、比較的早期発見しやすい癌ですので予後も良好です。しかし、喉頭の中でも声帯ではない部分にできるものは、症状が出にくく、喉の痛みや異物感が続くだけで発見が遅れることがあります。
圧倒的に男性の喫煙者に多い病気ですので、中年以上の男性の喫煙者で声が嗄れている場合には是非とも、喉頭の検査が必要です。喉頭を詳しく見るためには、鼻からカメラを入れて、咽頭、喉頭を撮影します。胃カメラの小型版ですが非常に細いので、ほとんど苦痛なく短時間で検査できます。